住宅ローンの話

こんにちは。代表の田尻です。

仕事をしている中で住宅ローンの審査のお手伝いをすることがよくあります。住宅ローンの審査は人的評価(年齢や収入、お勤め先、勤続年数など)と物件評価(購入予定の物件)のどちらも対象となるのですが、今回は物件評価のお話です。

物件評価の仕方も金融機関によってまちまちです。例えば容積率が法令上の基準を満たしていない場合、過去の経緯によっては違法建築物となるので、その物件には融資してくれない金融機関もあれば、ある程度の違反であれば許容してくれる金融機関もあります。

金融機関によって差がでるのは仕方のないことですが、今日お話したいのは、多くの金融機関が敬遠するような物件は購入しない方が良いのでは?ということです。

気に入った物件が見つかったら、欲しくなるのが人情ですから、どこかの金融機関で住宅ローンの審査が通れば、そのまま購入する方もいらっしゃると思いますが、住宅ローンの審査基準は時間の経過とともに変わりますので、将来、売ろうとしたときに、どの金融機関も貸してくれないような物件だったとすると、とても売りづらい物件になってしまいます。

住宅ローンの選定も不動産会社におまかせという方も多いので、そもそも不動産会社の営業担当がそこまで教えてくれるかどうかといった問題は残りますが、もし住宅ローンを貸してくれる先が限定されるような物件を検討される場合は、将来的なことも含めてお考え頂いた方が安全だと思います。

直近で仕事をしている中で、そんな物件を目にしたものですから、ブログで取り上げてみました。お住まい探しをされている方はくれぐれもご注意下さい。

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