三菱UFJ信託銀行が住宅ローンから撤退するというニュースが出ていました。日銀の取っているマイナス金利政策で採算が悪化していることが原因だそうで、来年1月にも事前審査の受付を停止するそうです。
各金融機関とお話しているとマイナス金利のせいで利益なんて微々たるものです・・・なんて話はよく聞きますので、このようなニュースをみると厳しい状況なんだなと実感します。
普段あまり三菱UFJ信託銀行を利用させて頂くことはないのですが、以前に同じ三菱グループにお勤めの方でご年収や自己資金など表面上はピカピカの属性のお客様が他行の審査で落ちてしまったことがあり、その際に何とか取り上げてもらったのが三菱UFJ信託銀行でした。そのお客様はご自身で知らないところで個人信用情報(個信)が汚れてしまっていたため、どこの金融機関でも承認が下りなかったのですが、三菱UFJ信託銀行では個信が汚れてしまった原因が不慮の事故によるものと認めてもらうことができたため、何とか取り上げてもらうことができました。
ネットバンクなどの参入で住宅ローンの競争も激化しているようですから他にも淘汰される金融機関が出てくるのでしょうか。不動産仲介業の立場としては、色々と融通の利く金融機関さんには生き残ってもらいたいものです。
(T.T)
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