こんにちは。代表の田尻です。
住宅ローン審査時の注意点についてです。
審査をする金融機関によって審査上の金利など審査の仕方は異なります。都銀や一般的な地銀ですと審査金利は3.5%前後でみているところが多いですが、中央労働金庫(ろうきん)は実際の適用金利で審査をします。ここで注意しなければならないことがあります。
都銀など審査金利を高めに見ている場合、変動金利を選ぼうが固定金利を選ぼうが問題はありません。審査金利を高めに見ているということは変動金利が上昇して3.5%になった場合まで想定しているわけですから、固定金利が仮に1.5%だとしても審査金利3.5%より低いので問題はありません。むしろ固定金利にした方が借入額を伸ばせる金融機関もあります。
逆に中央労働金庫(ろうきん)の場合は実際の適用金利で審査をしてくれますので、変動金利を前提に審査した場合、借入金額を伸ばせるメリットはありますが、これを固定金利に変更しようとするとNGとなってしまう場合があります。変動金利を前提に審査していた場合、固定金利に変更すると変動金利よりも金利は高くなってしまうので、固定金利を前提に審査すると借入金額の枠が取れない場合があるのです。
金融機関によっては後々になって金利商品を変更しようとすると問題が生じる場合がありますので、審査の際はご注意くださいね。
(T.T)
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