横浜市の空家購入費を補助・最大200万円

横浜市内で一戸建ての空家を購入して移住する子育て世代に、最大200万円の補助金が交付される嬉しい制度があります。予算を抑えてマイホームを手に入れたい方にとって、非常に大きな追い風となる朗報です。

この「空家を活用した子育て世代転入・定住促進補助金」は、18歳未満の子がいる世帯や49歳以下の夫婦などが対象です。基礎額100万円に加え、3年以上の空家物件や市外からの転入などの条件を満たすと加算され、最大200万円が交付されます。

ただし、物件の売買契約までに補助金交付決定手続を完了させる必要があり、物件の売主様などのご協力も必要となってきますので、利用を検討されている方は十分注意が必要です。

色々とハードルはありますが、最大200万円という大きな補助金ですので、要件を満たせる方であれば積極的に利用したいですね。

売り時はいつ?空き家放置の税金リスク

近年、放置された空き家に対する行政の監視が強まっています。特に横浜市でも注意すべきなのが「特定空き家」と「管理不全空き家」の2つです。

前者は倒壊の危険などがある深刻な状態、後者は窓の割れや雑草の繁茂など放置すれば特定空き家になりかねない状態を指します。最も注意したいのが、役所の指導を無視して「勧告」を受けると、土地の固定資産税の優遇(住宅用地の特例)が解除され、税負担が実質3〜4倍に跳ね上がる点です。さらに放置を続ければ過料が科され、最終的には行政が強制解体する「行政代執行(ぎょうせいだいしっこう)」となり、高額な費用がすべて所有者に請求されます。

空き家は維持しているだけでも定期的な管理の手間や修繕費がかかり、放置すればするほどトータルの費用負担が重くなっていきます。家が傷んで資産価値が落ちる前に、早期の売却や解体を含めた現実的な対策を立てることが重要です。

3000万円控除の特例 3年の期限

マイホームを売却した際、利益から最大3000万円を差し引ける「居住用財産の3000万円特別控除」。税金が大幅に減る、あるいはゼロになる強力な制度ですが、「いつ売却するか」に注意が必要です。

最近のご相談では、離婚後に夫だけが家を出て、妻と子が住み続けていた家を売却しようとしたケースがありました。家の持分の9割が夫名義でしたが、夫が家を出てからかなり時間が経過しており、特例の適用が難しい状況となっていました。

この特例は、原則として「住まなくなった日から3年を経過する日の属する年の12月31日まで」に売却しなければ適用できません。

期限を過ぎると、数百万円単位で税負担が変わることもありますので、売却時期は慎重に検討することが大切です。

老人ホームへの入居や、相続後に空き家状態になったケースなど、気づかないうちに期限が迫っていることも少なくありません。「まだ先でいいかな」と思っているうちに特例が使えなくなることもありますので、早めの確認がおすすめです。

「残クレ」住宅ローン

自動車ローンでおなじみの「残価設定型(残クレ)」のローンが住宅ローンにもあるようですね。

将来の想定残価を据え置き、その分を後ろに残すことで、当初の返済額を抑えられる仕組みです。
不動産価格が高騰している現在においては、購入のハードルを下げる選択肢として魅力的に映ります。

一方で、これは借入の一部を将来に先送りしている構造でもあります。
満期時には売却や借換え、一括返済といった判断を迫られ、想定より価格が下落していた場合には差額負担が生じる可能性もあります。特に将来の収入減が見込まれる方や、売却前提での資金計画となる場合には、想定通りに進まなかった際の影響が大きくなります。また、据え置いた残価部分については将来の金利や審査条件の影響も受けるため、当初の想定より負担が増える可能性もあります。

また、不動産はサイクルが長く、数十年先の価値を見通すことは容易ではありません。
金融機関側もこうしたリスクを織り込んだ設計をしていると考えられます。

今後この仕組みが普及していくのかどうかは分かりませんが、もし利用する際には、メリットだけでなく出口リスクも含めて、慎重に検討する必要があるでしょう。

限られた空間を最大限に生かす「家づくり相談会」 4/18(土)

横浜を拠点に活動する建築家とコラボし、家づくり相談会を開催します。
土地価格や建築費が高騰する中、「予算内でどこまで理想の暮らしを実現できるのか」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。

今回は、限られたコストでも“広がり”と“豊かさ”を感じられる住まいのつくり方をテーマにした相談会です。

【POINT 1】 縦の魔法。ロフトが生む容積の活用術
ロフトやスキップフロアを活用し、「もう一部屋」を生み出す方法をご紹介。
寝室・収納・子ども部屋など、縦空間を活かした住まいづくりをお伝えします。

【POINT 2】 デッドスペースを書斎へ。暮らしの質を変える技。
階段下、廊下の突き当たり、壁の厚み。見逃している「無駄なスペース」を、憧れの書斎や趣味のコーナーに。暮らしに寄り添う「ちょうどいい居場所」の作り方。

【POINT 3】 廊下の解放。廊下をなくせばリビングは広くなる
「ただ通るだけ」の廊下を、リビングの一部に。壁をなくし、動線を工夫することで、同じ面積でも驚くほど広く感じられるリビングを実現します。

建築家との家づくりには規格や制約がなく、敷地やご要望に応じた柔軟な設計が可能です。
限られた空間でも、視線の抜けや縦の広がりを活かすことで、体感的に広く感じられる住まいをご提案します。

■日時:2026年4月18日(土)①10:00〜②13:00〜③16:00~ ※各回1組
■会場:株式会社アーキプロジェクト/横浜市瀬谷区三ツ境102番14 エクセルアイキ101
■交通:相鉄線「三ツ境」駅徒歩5分
■相談員:BUILTLOGIC(ビルトロジック) 一級建築士 石黒隆康/株式会社アーキプロジェクト 宅地建物取引士 田尻竜也
■相談料:無料
■申込先:個別相談をご希望の方は、下記メールアドレスまで。お名前/年齢/参加人数/ご希望の時間帯/当日のご連絡先をご記載のうえ、お申込みください。
※完全予約制。ご希望が重なった場合は先着順となります。
【お申込先】 info@archproject.co.jp