一般流通不動産と競売不動産の違い


こんにちは。代表の田尻です。

一般的に流通している不動産以外に競売不動産というものがあります。住宅ローンの借入が滞ってしまった場合などに抵当に入っている不動産が強制執行によって換価されるわけですが、その対象となる不動産が競売不動産です。この強制執行という手続きは裁判所がおこなうもので、取引の際に宅建業の免許をもった不動産業者が間に入るわけではありません。不動産業者が間に入る場合は、宅建業法によって様々な説明義務が課されていますし、一般的には瑕疵担保責任が適用されるケースが多く、一定の買主様の保護がなされるようになっています。

一方で競売不動産については、裁判所が手続きは主宰しますが、物件については一切責任を負わないことになっています。買主様を保護するような法律もなく、民法上の瑕疵担保責任の適用もありません。購入する前に自分の希望だけでは内覧すらできないのです。また、購入したはいいものの、不法占拠者などが居座っているリスクもあります。一般的に流通している不動産と比べると安い価格で手に入れることができるとされていますが、上記のようなリスクを伴っているからこそ安いという事を理解しておく必要があります。

競売不動産はBITというサイトから調べることができるので、興味のある方は検索してみてください。
http://bit.sikkou.jp/app/top/pt001/h01/
(T.T)
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