土砂災害警戒区域と土砂災害特別警戒区域


こんにちは。代表の田尻です。
超大型の台風が近づいているようですね。一部地域で避難勧告などが出ているようですので十分ご注意ください。

避難勧告とも関係のある土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域というものがあります。土砂災害から人命を守るため、土砂災害のおそれのある区域についての危険の周知や警戒避難体制の整備、一定の開発行為の制限などを推進するために土砂災害防止法という法律により指定された区域です。

土砂災害警戒区域のことを通称イエローゾーンと呼び、傾斜度が30度以上で高さが5m以上の区域などがイエローゾーンとして指定されます。この区域内では警戒避難体制の整備が図られますが、建物を建築する際に制限されることは特にありません。

土砂災害警戒区域のうち、建築物に損壊が生じ、住民に著しい危害が生じるおそれのある区域が土砂災害特別計画区域(通称レッドゾーン)に指定されます。この区域内では開発行為や建物の建築の際に土砂災害が発生した場合に安全が担保できるような構造にしなければならないなど、一定の制限がかかることになります。

神奈川県では土砂災害情報ポータルというサイトを作っていて、土砂災害警戒区域に指定されている場所が簡単に調べられますのでチェックしてみてください。
http://dosyasaigai.pref.kanagawa.jp/website/kanagawa/gis/index.html
(T.T)
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