所有者がわからない私道


こんにちは。代表の田尻です。

土地の購入を検討する中で前面道路が私道ということはよくあります。接している土地の所有者が私道の所有権を一部持っている場合もあれば、私道の全部を第三者が持っている場合もあります。私道の全部を第三者が所有している場合は、所有者の許可なく通行するわけにはいきませんから、通行や掘削、第三者継承などの内容を踏まえた承諾書を私道の所有者からもらっておくのがベターです。

ただ、土地それぞれに色々な事情がありますから、承諾書が取得できないこともあります。以前に藤沢の方で実際にあった例では、中古戸建が建っている土地の購入をご検討頂いているお客様がおられたのですが、その土地の前面道路が私道で、その所有者が数年前に亡くなっており、相続もされないまま所有者不明で宙ぶらりんになっている物件がありました。

このような場合は、承諾書をもらおうにも所有者が分からない状態ですので、どうすることもできません。戸籍をたどって相続人がいるかどうかを確認しようにも誰がその費用を負担するのかという問題になってしまいます。その物件の場合は所有者が亡くなってから10年くらいは経っているようでしたし、何かトラブルが発生する可能性も低いようにも思いましたが、やはりすっきりしないので、その土地での検討はやめることになりました。

土地を選ぶときには接している前面道路も大切な要素のひとつです。表面上はアスファルト敷きで同じように見える道路でも中身は全く違うことがあるので、注意してくださいね。

話はかわりますが、今日は朝から物件の下見で磯子区と港南区の方を廻っていました。港南区においしい珈琲の自家焙煎のお店があると知人から聞いていたので、下見の帰りに寄ってみました。

初めてだったので少し入りづらい雰囲気でしたが、いざ入ってみると店主のおじさんは気さくな方で、色々とコーヒー豆のことを教えてくれました。注文した2種類の豆以外にもぜひ味見してほしいとサービスで別の豆もつけてくれて、とても親切にして頂きました。JR根岸線・洋光台駅の近くにある「自家焙煎の珈琲館」というお店です。コーヒー好きの方はぜひ行ってみてください。
(T.T)
~アーキプロジェクトでは物件探し・住宅ローン・資金計画の無料相談受付中!~
http://www.archproject.co.jp/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です