こんにちは
9月は本当にお天気が安定しないですね・・涙
さて、たまプラーザの現場も雨を合間をかいくぐりながらも順調とは言えませんが着実に進んでいます。シルバーウイークに建築家の安達さんと現場確認に行ってきました。
丁度、2階の床組が出来たところでしたので、気になってた2階窓からの眺望のチェックをしました。今回の計画では、南側がかなり接近して建ってくる事が予想できる敷地条件でしたので、あえて南の開口はなるべく抑えて光はハイサイド窓から取り込み、メインの開口は抜け感のある、東西側の窓から大きく取り込むというコンセプトで設計をしました。
さて実際の現場はというと・・・うんうん、狙い通り抜け感のあるいい眺望でバッチリ!思わず顔を見合わせニッコリ(笑)きっと気持ちのいいリビングなるでしょう!
建築家と家づくりをしていてよく思うのは、彼らの大胆な発想です。普通だと南側だから前がどんな景色であっても窓を取らなくてはいけないみたいな考えになりがちですし、実際にそのような家はたくさん建っています。ただ、折角南に大きく窓をとっても一日中カーテンを閉めていなくてはならないのって如何なもんでしょう?
そんな時、彼らの答えはこうです「南側からの開口の景色はあえて捨てましょう、光を取り込む工夫だけをして、気持ちのいい北側を開きましょう」とか・・そうなんですよね既成の概念にとらわれず、敷地の状況に応じて何がベストかを突き詰めていく発想にいつも感心します。
ここが、建築家と家をつくる醍醐味なんですよね~。さて、上棟式も10月頭にきまりました。早くお施主さんにこの気持ちよさを見て頂きたいですね! 〈To-yama〉