小説「狭小邸宅」


こんにちは。代表の田尻です。

先日お会いしたお客様から教えてもらった「狭小邸宅」という小説を読んでみました。そこに描かれている世界は現実の不動産会社そのもので、私自身、似たような不動産会社で働いていたことがあったので、とても面白く、すぐに読み通してしまいました。

営業職であればどの業界も似たようなものかもしれませんが、不動産会社の営業も求められるのは数字だけです。歩合給が高い会社も多いためか、お客様を騙してでも売ろうとする営業担当もたくさんいます。会社としてもそれを是正する意識は低く、数字さえ上げていれば何をしてもOKという風潮がある業界です。

人間的にはあまり関わりたくないな・・・と思う人がトップセールスということもよくあります。小説の中に出てくる「まわし」や「かまし」などこの業界で働いたことがなければ「ウソでしょ?」と思うようなことも実際によく行われています。

私は広告業界や建築プロデュース業界を経て30代前半で不動産業界に入ったので、当初はとても違和感を感じました。ですので、自分で不動産業を営んでいるのにおかしな事をいうようですが、不動産業界はあまり好きではありません。この業界の慣習に流されないようにこれからも仕事をしていきたいなと思っています。

不動産業界を知るには良い本ですので、これからお住まい探しを始める方はぜひ読んでみてください。
(T.T)
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