不動産売却を依頼したときに注意すること


こんにちは。代表の田尻です。

不動産の売却を考えられている方はどちらかの不動産会社にご依頼されると思います。ご依頼を頂いた不動産会社は売主様との間で媒介契約という契約を交わし、この契約から約1週間以内にレインズという業者間の不動産情報ネットワークへ登録しなければならないことになっています。

このレインズは不動産業者はすべてアクセスすることができ、売却物件の情報を全国の不動産業者が共有できるようになっています。そのため、レインズを正しく利用すれば売却物件の情報をあっという間に全国の不動産業者に認知させることができるのです。

「正しく」利用すればと書いたのは、実際には正しく利用されていないケースがあるからです。売却のご依頼を頂いた不動産業者は自社で買い手さんを見つけることができれば、仲介手数料を売り手と買い手の両方からもらうことができますので、他業者が買い手さんを見つけて連れてくることを嫌がります。

売主様の立場からすると良い買い手さんが早く見つかってくれることはありがたいことなのに、その売主様が依頼した業者が売主様の知らないところで取引を阻害しようとすることがあるわけです。おかしな話ですよね。

業界としてもこのような行為は忌忌しき事態として排除する方向に動いていますが、まだまだ業界内では蔓延しています。この対策のひとつとして、昨年からレインズに登録された情報を売主様も確認できるようになりました。登録したことを証明する証明書が発行され、そこに売主様用のIDとパスワードが記載されています。ご売却を依頼された際は、必ずどのような内容で登録されているのかを確認するようにして下さいね。
(T.T)
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