こんにちは。代表の田尻です。

住宅ローンの審査をするときに、金融機関はまずお客様の個人信用情報（個信）を見ます。個人信用情報（個信）とはクレジットやローン等の申し込みや契約に関する情報のことで個人信用情報が登録される指定信用情報機関には、銀行を主な会員とするJBA(全国銀行個人信用情報センター）、クレジット会社を主な会員とするCIC（株式会社シー・アイ・シー）、貸金業者を主な会員とする JICC（日本信用情報機構）があります。

これらの指定信用情報機関に加盟しているクレジット会社などで延滞などをしてしまうと、その情報が信用情報機関に登録されてしまい、加盟している会社で情報共有が可能になるので、新たに住宅ローンなどを組むことは難しくなってしまいます。お金を貸す側からすると延滞情報などがあるとしっかりと返済してもらえるか分からないわけですから、当然といえば当然ですよね。

住宅ローンは特に長期にわたる借入ですから貸す方も審査は慎重に行います。個人信用情報が一度汚れてしまうとその情報が消えるまでに長い年月を要してしまいますので、これから住宅ローンのご利用をお考えの方はご注意ください。

ちなみに多くの金融機関では、個人信用情報（個信）が汚れてしまっていると住宅ローンは通りづらくなりますが、一部の金融機関では、個信が汚れていても住宅ローンを貸してくれる場合があります。何かしらの理由ですぐに購入が必要な場合は、そのような金融機関で借りるのも良いかもしれません。ただし、金利は一般的な住宅ローンと比べるとかなりの高金利になりますので、くれぐれも慎重にご検討くださいね。
（T.T)
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