土地探しをするときに重要なこと


こんにちは。代表の田尻です。

土地探しをするときに重要なことのひとつに「そこに建つ建物を意識しながら土地を見る」ということがあります。

検討する土地の周囲はできるだけ隣地との建物が離れていて開放的な方が良いとか緑に囲まれた環境が良いとか、お客様それぞれにご要望があります。もちろんその要望に叶う土地が見つかるのが一番ですが、神奈川や東京などで土地を探していると隣の建物が手を伸ばせば届く位置にあったりすることはよくあります。手が届くまでいかずとも民法上で決められている境界から50cmギリギリに外壁がくることは当たり前の地域です。

このような地域性の中で、土地探しの際に土地だけを見てしまうと囲まれている感じがしてしまうのは当然のことです。ですが、そこに建つ建物を意識して土地を見ると違った見え方になることもあります。

例えば、旗竿地で周囲は囲まれているけど1方向だけ開けている土地があったとします。そのような場合はその開けている方に向かって開口部を設けてあげることで建物内にいるときでも視線が抜けて開放感を感じることができます。隣地が接近している側はあえて開口部を設けない(少なくする)ことで、その圧迫感を建物内で感じないよう工夫することができるのです。開けている方向が南側でなくてはならないということもありません。間取りや窓の位置を工夫することで南側に窓がなくても明るい家はたくさんあります。これも間取りや窓の取り方など工夫次第です。

弊社HPに掲載している下記事例もその良い例のひとつです。この土地は旗竿地で建物を建てる部分が三角形の土地でした。周りは建物で囲まれていましたが、北西側だけ抜けていたので、その方向にしっかりと開口部を作ることでとても開放感のある建物に仕上がっています。
http://www.archproject.co.jp/arch_real_estate/story001/

土地探しをされている方は、ぜひ、そこに建つ建物もイメージしながら土地を見るようにしてみてください。今までと土地が違って見えてくるかもしれませんよ。
(T.T)
~アーキプロジェクトでは土地探し・住宅ローン・資金計画の無料相談受付中!~
http://www.archproject.co.jp/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です