住宅ローンの金利が低くなっていますね。

私は5年ほど前に土地購入してマイホームを建てました。当時は不動産会社に正社員というかたちで籍を置いておりましたが、個人事業主と同様の報酬形態でしたので、都銀さんや地銀さんではなかなか希望の融資額まで届かなかったこともあり、フラット35で住宅ローンを組みました。当時はフラット35Sの金利優遇幅が1％ありましたので、当初10年間は1％台前半、11年目以降は2％台前半という条件での借入でした。

さすがに2％台の金利を支払うつもりはなかったので、当初からどこかのタイミングで借換をしようと思っておりましたが、日銀のマイナス金利政策によってフラット35の金利が過去最低レベルを更新しているので、これを機に住宅ローンの借り換えをすることにしました。月初に思い立って、バタバタと動いて一応今月中に実行できることになりましたので、今月の1.08％が適用金利となります。

仮に住宅ローンの残高が3,500万円として借入期間30年を金利1.08％で返済するのと、金利2％で返済するのとでは大きな差が出ます。

借入金額3,500万円　借入期間30年　借入金利2％
⇒月々支払額129,367円／総支払額46,572,120円

借入金額3,500万円　借入期間30年　借入金利1.08％
⇒月々支払額113,865円／総支払額40,991,400円

その差なんと約550万円です！たった1％ですが、長い期間をかけて返済していくと大きな差が生まれるのですね。

本当は都銀や横浜銀行あたりで借入ができれば一番良いのですが、会社役員など自営業者に対する審査は厳しいので、こういう仕事をしている以上仕方ないと割り切るしかありません。

会社員の方でしたら今は都銀でも最大優遇が▲1.85％取れたりするので、変動金利の適用金利が0.625％となります。かなりの低金利ですよね。金利が低いうちに元金を減らしていくことで将来的に金利が上昇したときのリスクを軽減することができます。この低金利の今は住宅購入をお考えの方には良い時期ではないかと思います。
（T.T)

～土地探しから注文住宅・デザイン住宅をお考えの方はお気軽にご相談下さい！～
http://www.archproject.co.jp/