月別アーカイブ: 2015年7月

ネットバンクを選ぶ際の注意点

イニシャルが泣き顔(T.T)の田尻です。

住宅ローンを取り扱う新興勢力の金融機関が増えてきて、ネットバンクや大手流通会社系列の金融機関など一昔前と比べるとかなり選択肢が増えました。対面での業務をしないスタイルで人件費を抑えて低金利で提供したり、保険などの付加価値がついていたりするので、利用する立場からするととても良い商品です。

ですが注意点もあります。

まず挙げられるのが審査期間の長さです。不動産取引では、契約してからお引渡しまでの期間が1ヶ月くらいで設定されることもよくあり、住宅ローンを利用する場合、契約から一定期間中に住宅ローンの承認を取り付ける必要があります。昔から住宅ローンを取り扱っている都銀、地銀ですと書類の不備がなければ1週間もあれば十分に審査結果が出るのですが、ネットバンクなどですと審査期間が1ヶ月~1ヵ月半と言われることもめずらしくありません。そうなると現実的に使いたくても使えないという状況になってしまいます。

また、建売のような商品であれば特に問題ありませんが、土地を購入して注文住宅を建てたいという方にはあまり向いていないこともあります。というのも希望する土地が見つかって始めて間取りなどのプランニングに入るのが一般的(土地が決まっていないと設計できませんので。)なのですが、原則、住宅ローンの審査は土地建物をセットで審査します。昔から住宅ローンを取り扱っている金融機関ですと建物プランが決まっていないことをよく理解してくれているので、審査上は仮のプランで進めてもらうことができます。ですが、ネットバンクなどは建物プランがほぼ固まっていなければ審査ができない、もしくは仮プランで進めたとしても万一変更があった場合は審査結果がひっくり返ることがあると言われてしまいます。こんなことを言われてしまうと万一のことが怖くて利用しづらくなってしまいます。

ネットバンクが出始めた当初と比べると段々実務に追いついてきた感はありますが、不動産会社の立場からするともう少し柔軟に対応してくれたら・・・と思ってしまいます。

ネットバンクなどは利用したくても利用できない(利用しづらい)場合がありますのでお気をつけ下さい。
(T.T)
~アーキプロジェクトでは不動産・住宅ローンの無料相談受付中!~
http://www.archproject.co.jp/

我が家に犬が来ました。

こんにちは当山です。
昨日、今日と本当によく降りますね。

さて、今回は私ごとの話になりますが・・
我が家に25年ぶりワンコがやってきました。
実家に住んでいる頃は、こどもの頃から、犬や猫はいる時期が多かったのですが
なかなかきちんと世話が出来なくて母親任せになったりもしていて・・・

今回もこどもが絶対世話をするという言葉に??と思いながら、半ば押し切られた感じの登場でしたが
いやいやまだ生後6か月弱の子犬の仕草を見ていると実に可愛いい!一つ一つの仕草に癒されます。
とっなんだかんだ言って一番ハマりそうな感じがします(笑)    〈To-yama〉

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土地購入時の注意点

イニシャルが泣き顔(T.T)の田尻です。

以前に私が家づくりのお手伝いをさせて頂いたお客様のお話です。その方は某大手FC系列の不動産会社で土地を購入して建物のご相談にご来店されました。

RC擁壁で造られた地下駐車場付きの土地で道路から階段を上がったところが宅地になっている形状の土地でした。元々あった建物を取り壊して建替える予定でしたが、色々と調べていくうちに困ったことが・・・。

RC擁壁で造られた地下駐車場部分が完了検査を受けておらず、検査済証が発行されていなかったのです。このような地下駐車場を作るときには建物を造るときと同じようにお役所に申請をしてから造る必要があります。そして完成した際には完了検査を受けて検査済証を発行してもらう必要があります。この検査済証がないということは擁壁の安全性が担保できなくなってしまうので、お役所としても擁壁上に建物を建てることを了解してくれません。

結局このときは擁壁の安全性を示すための調査を入れて、何とか安全性を証明することができ、建物を建てることができることになりましたが、途中はいろいろと大変でした。

擁壁などで造成されている土地を購入するときはご注意くださいね。
(T.T)
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三井住友銀行 連生団体信用生命保険付住宅ローン(クロスサポート)

イニシャルが泣き顔(T.T)の田尻です。

住宅ローンを借りるとき、ご夫婦共働きのご家庭などではご夫婦で住宅ローンを組まれることがあります。この場合、ご夫婦それぞれで借入をするペアローンやご夫婦一緒に借りる連帯債務などいくつか借り方のパターンがあります。

今回は三井住友銀行で少し前に出た住宅ローンの新商品をご紹介します。「連生団体信用生命保険付住宅ローン(クロスサポート)」という商品でご夫婦一緒に借入をする連帯債務型の住宅ローンです。

これまでの連帯債務型ローンでは例えばご主人様が主債務者、奥様が連帯債務者だった場合、ご主人様に万一のことがあった場合は保険金によって住宅ローンがゼロになりますが、奥様に万一のことがあっても住宅ローンはそのまま残ってしまっていました。
このクロスサポートでは、ご主人様と奥様のどちらに万一のことがあったとしても住宅ローンをゼロにすることができます。要はご夫婦共に団体信用生命保険に入れるわけです。その代わり通常の住宅ローン金利に+0.18%加算されることになります。

この商品を利用することによって、借入額も伸ばすことができます。例えばご夫婦共に年収300万円だった場合、これまでのペアローンだと2人合わせて約3,400万円の借入が限界だったのが、クロスサポートを利用することによって約4,500万円まで借入を伸ばすことができるようになります。借入の枠取りに困っている方は検討してみると良いかもしれません。ただし、借りれる額と返せる額は違いますので、くれぐれもご注意くださいね。
(T.T)

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