カテゴリー別アーカイブ: 住宅ローン

地方銀行は担保の見方が違う!?


こんにちは。代表の田尻です。

金融機関によって住宅ローンの審査基準が異なるという話はブログでも何度か取り上げてきましたが、金融機関の本拠地がある地域特性も住宅ローンの審査に影響を及ぼします。某地方銀行さんは神奈川県を始めとした首都圏で住宅ローンに力を入れていますが、担保評価の面で狭い土地、例えば横浜エリアで3階建てを建てるような50~70㎡前後の土地の場合は他行よりも担保評価が低めに見られてしまう傾向があります。

地方銀行さんですから、本拠地のある地域では住居を建築する土地の広さも横浜エリアとは比較にならないほど広い土地に建てるそうです。ですから、一般的な住宅で50~70㎡くらいの土地に3階建てを建てるという考え方がない地域なんですね。ですから、横浜エリアで実際に活動されている担当者が横浜の地域特性を理解していたとしても、それが本部まで浸透するのは時間がかかるようです。神奈川エリアに積極的に展開され始めてから数年経ちますから徐々に見方は変わっていくのでしょうが。

話は変わりますが、先日に続いて今日も茅ヶ崎方面で動いていたのですが、帰り道、海沿いを走っていると向こうから馬が歩いてきました。あまり見かけない光景だったのでびっくりしましたが、馬って普通に歩道を歩いていいんですね。

(T.T)
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団信に加入できなければ住宅ローンは借りられない?


こんにちは。代表の田尻です。

住宅ローンを借りる際に団体信用生命保険という保険に入ります。この保険は借入期間中に債務者が死亡したり、高度障害状態になってしまった場合におりる保険で、これが適用された時点で住宅ローンはなくなります。住宅ローンを貸し出す金融機関としては、死亡や高度障害状態になったことで返済が滞ってしまうリスクが回避できるので、基本的には団体信用生命保険の加入は必須となります。

仮に団体信用生命保険に加入ができなかった場合は、金融機関側からすると万一のときの担保がなくなるわけですから住宅ローンが借りられないということもあります。このような場合はどうすれば良いのでしょうか?最近はワイド団信といって加入の条件が緩和されたタイプの団体信用生命保険もありますし、金融機関によっては既存で加入している生命保険などがあれば、相談に乗ってくれるケースもあります。それでもダメなら団信加入が任意の住宅ローンを選択する方法もあります。

団信に加入できなくても諦めずに方法を模索してみると何とかなるかもしれませんよ。
(T.T)
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融資実行前に転職をしてしまったら?


こんにちは。代表の田尻です。

土地を購入して注文住宅を建てる場合、住宅ローンの融資実行は複数回に分かれます。融資総額のうち、土地の決済時(所有権移転時)に土地購入に必要な資金をまず融資実行してもらい、建物が着工したら依頼している工務店さんの支払いスケジュールに合わせて残りの融資を分割で実行していきます。

融資が全額実行されてから転職をするのであれば、滞りなく返済している限り金融機関から文句を言われることはありませんが、土地を住宅ローンを利用して購入後、建物が完成する前(住宅ローンの最終実行前)に転職してしまったらどうなってしまうのでしょうか?

金融機関の担当者に聞くとかなりまずい事になるので絶対に止めてくださいと言われます。実際のところは起こってしまった時点で状況に応じて対応することになるのでしょうが、金融機関としても建築途中のまま工事が止まってしまっては建物への抵当権設定もできないので、何とか完成させる方向に持って行くのではないかと思います。ですが、融資してもらえない可能性もあるでしょうし、融資してもらえたとしても融資条件が悪くなる可能性もありえます。いずれにしてもリスクの高い話になってしまいますので、融資の最終実行前の転職は避けた方が良いと思います。

不動産会社の担当によっては、土地を売りたいがために土地の融資実行が完了すれば大丈夫と言ってしまう方が実際にいらっしゃるようですが、トラブルになってしまう場合がありますので、くれぐれもご注意ください。
(T.T)
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単身者の住宅ローン


こんにちは。代表の田尻です。
単身者の住宅ローンについてです。

以前は単身者の住宅ローンというのは、審査が厳しめに見られることが多かったように思います。単身者ですと間取りが1LDK前後の広さの案件が多いので、住宅ローンの低い金利を使って購入して、賃貸として貸し出してしまうのでは?という見方をされてしまうからです。

ところが先日某金融機関とお話をしていると最近は傾向が変わってきているという話を聞きました。金融機関は常に住宅ローン利用者のデータを分析しているようで、女性の単身者への住宅ローンは延滞率が低いというデータが出ているのだそうです。なので昔と比べると女性単身者の住宅ローンは積極的に取り扱うようになっているのだとか。時間の経過と共に金融機関の審査基準も変わっていくものですね。

ちなみに単身の男性が一戸建てを建てたいという相談もよくあるのですが、こちらも金融機関はあまり良い顔をしない印象があります。以前にそのような案件を持ち込んだときは単身者がなぜ一戸建てを買うのか?と質問されました。「そんなのお客様の勝手でしょ?」と思うような質問ですが、近々結婚を予定しているとか、一戸建てを購入する根拠となるストーリーがほしいようです。まあ分からんでもないですが・・・
(T.T)
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金融機関は違っても保証会社は同じ?


こんにちは。代表の田尻です。

住宅ローンの審査は金融機関によって基準が異なります。ですので、A銀行で融資の承認が出なかったとしてもB銀行に持ち込めば承認となる可能性はあります。各金融機関の審査基準がすべてオープンにされているわけではありませんが、お仕事で色々な金融機関とお取引をさせて頂いていると、それぞれの金融機関の審査傾向は何となく分かってくるものです。

住宅ローンは窓口となっているのは横浜銀行やみずほ銀行などの金融機関ですが、住宅ローンの審査の際はバックに保証会社がついているので、最終的には保証会社の判断で融資の可否や融資額が決まります。横浜銀行ですと横浜信用保証、みずほ銀行ですとみずほ信用保証といったところです。

湘南信用金庫や川崎信用金庫などの信金で住宅ローンの審査をする場合は、全国保証やしんきん保証などバックの保証会社が同じ場合があります。このような場合は窓口となっている金融機関を変えたとしても、最終的に行き着くところが同じになってしまうのでA信金で否決されたからB信金に持ち込んでも結果は同じになってしまいます。

個人信用情報など何も気にする心配のない方であれば問題ないですが、すねに傷を持つ方の場合は慎重に申込み方法を検討した方が良い場合があるのでご注意下さいね。
(T.T)
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