相続税は高すぎる?


こんにちは。代表の田尻です。

ウェブに「この国では死ねない」外国人という記事がありました。2013年の税制改正で外国籍の人でも死亡時に国内に住所があると海外に保有している資産も課税対象となってしまうようになっていたんですね。そもそもこの税制改正の目的は税金対策のために日本国籍を捨ててしまう日本人対策だったようですが、日本で仕事をする外国人に対しても不安を抱かせてしまう結果になってしまっていたようです。庶民の私ですら税金面では日本国籍など捨てたいと思ってしまうくらいですから資産家の方にとっては尚更なんでしょうね。

相続税は少し前までは庶民にはあまり関係のない税金でしたが、2015年の税制改正で大きく変わりました。相続税には基礎控除額というものがあって、以前は5,000万円+(法定相続人×1,000万円)まで控除されたので、例えば妻と子供2人がいる夫が死亡した場合、8,000万円までは課税されませんでした。資産を不動産というかたちで保有している場合は評価額がかなり圧縮できるので一般的なご家庭であれば少し頭を使えば基礎控除額の範囲内に収めることができました。

ところが2015年の税制改正で基礎控除額が3,000万円+(法定相続人×600万円)と大幅に引き下げられてしまったので、上記の例でいうと4,800万円以上資産を持っていると課税対象になってしまうようになったのです。この差は大きいですよね。

税金を引き上げるのは仕方がないという思いはあるものの、一方で納めた税金を無駄遣いをされている感覚も持っているのでいつもモヤモヤしてしまいします・・・
(T.T)
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