住宅ローン控除利用時の注意点


こんにちは。代表の田尻です。

住宅ローンを利用して住宅を購入する際に受けられる税制優遇に住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)という制度があります。この制度では、個人の方がマイホームを新築したり、増改築などする際に金融機関から返済期間10年以上の融資を受けて購入した場合に、10年間にわたって住宅ローンの年末残高の1%を上限として、所得税(一部住民税)が控除されるという制度です。

この住宅ローン控除ですが、土地を購入して注文住宅を新築しようとする場合にも利用することができ、土地購入にかかる住宅ローンも控除の対象となります。ただし、気をつけておかなければならない点があります。それは、土地を購入してから建物の引渡しまで2年以内に収まっていないといけないというところです。

工務店さんやハウスメーカーさんに依頼されるのであれば、通常は2年以内であれば十分に収まってくるのですが、建築家(設計事務所)さんに建物の設計を依頼される場合、すべてをゼロから考えていくことも多く、途中でプランを大きく見直したり、見積り調整が難航したりすると2年くらいはあっという間に過ぎてしまう可能性も考えられます。そうすると土地購入に当てた住宅ローンは控除の対象外となってしまいます。

住宅ローン控除は10年間という長い期間にわたって恩恵が受けられる制度ですから、最大限利用していきたいものです。適用要件には十分注意してくださいね。
(T.T)
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