変動金利と固定金利はどちらが得か?


こんにちは。代表の田尻です。
変動金利と固定金利のどちらが得なのか?こればかりは誰にも分かりません。

変動金利で借りて結果的にそれほど金利上昇しなければ、圧倒的に変動金利の方がお得です。ですが、金利が上昇してしまった場合は固定金利の方が良かったということになる場合もあるでしょう。金利が徐々に上昇していく過程では気持ち的にも不安が募るかもしれません。固定金利と変動金利の金利差はある意味安心料とも言えるのかもしれません。

最終的な答えは誰にも分からない中で住宅ローンの借り手ができることはシミュレーションしかありません。変動金利の場合は金利が上昇すると返済金額がどのくらいになるのかを具体的に計算してみることで、実際にそうなったときに返済に耐えられるかどうかを検討できると思います。

アーキプロジェクトでは実際にお客様の返済シミュレーションをすることがよくあります。仮に3,000万円の住宅ローンを35年間借りるとします。みずほ銀行の9月の全期間固定金利は1.19%ですので、35年間で総返済額は約3,670万円になります。

一方、変動金利で当初の適用金利が0.625%、その後5年毎に0.3%ずつ上昇したとします。この場合、最終的には2.475%まで上昇することになります。金利優遇▲1.85%前提なので2.475%+1.85%で基準金利が4.325%になっている時代ということです。この場合の35年間の総返済額は約3,675万円です。

上記シミュレーションの差額は約3,675万円-約3,670万円=約5万円となります。このシミュレーションでは繰り上げ返済は考慮していないので、繰上げ返済を併用した場合は総返済額は逆転すると思います。ということは、この程度の金利上昇を想定するのであれば、変動金利を選択した方が良いということになります。

どこまでのリスクを想定するかは人それぞれですので、金利上昇のペースがもっと速いと思うのであれば、もっと厳しいシミュレーションをすれば良いと思います。答えはでませんが、こうやってシミュレーションをして具体的な数字をみることで漠然とした不安は解消できるのではないでしょうか。

変動金利と固定金利で悩まれている方はお気軽にご相談ください。
(T.T)
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