金利の先行きは予測できる!?


こんにちは。代表の田尻です。

本日は朝からお客様の物件案内、午後から建築家さんの事務所で土地探し中のお客様とのお打合せ、夜は工務店さんの事務所で取り掛かり中の案件のお打合せと大忙しでした。いつも不思議に思うのですが、予定ってなぜか都合よく分散してくれないものですよね。でも忙しいのも多方面からお声がけ頂けている証拠ですから、本当にありがたい限りです。

本日お打合せさせて頂いた土地探し中のお客様が以前、不動産会社主催のセミナーに参加した際に住宅ローン金利が予測できるというお話を聞いたとおっしゃっていました。実際のところ金利の予測は可能なのでしょうか?

変動金利は短期プライムレートに連動するものが主流といわれていて、長期固定金利は10年物の国債利回りに連動しています。変動金利と固定金利のどちらが先に動くかというと固定金利の方が先に動くとされています。

ということは、変動金利で住宅ローンを組んだとして、金利が上がりそうだから固定金利に乗り換えようと思ったときには固定金利はすでに高くなってしまっている可能性があるわけです。

それでは、長期固定金利の動きを予測することができるのでしょうか?もし予測できるとすると債券市場で儲けることができてしまいます。

ということで個人的には住宅ローン金利の予測は不可能だと思っています。日銀が金融緩和をやめたときは多少上がってくるのかな?くらいには思うかもしれませんが…

金利の上昇下落を予想するのではなく、金利がどの程度上がったら返済額がどうなるのかを具体的にシミュレーションして、それを基にどのタイプの住宅ローンを組むのか検討して頂く方が現実的でためになるのかなと思っています。
(T.T)
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