ローン特約ってなに?


こんにちは。代表の田尻です。

毎日暑いですね。今日は朝からお客様のご案内でミラーボールのついたダンスフロアーのある中古戸建を見学してきました。これまで見てきた中古戸建の中でも群を抜いて面白い物件でしたが、リノベーション費用が想像以上に高く付きそうだったので残念ながら断念することになりました。

話は変わって先日の契約時の出来事です。昨年秋頃から土地探しのお手伝いをさせて頂いていたお客様に良い土地が見つかり、ご契約をすることになりました。その土地は多区画の分譲現場の一角で売主様は不動産業者でした。

そのお客様は某都市銀行で借入をされるご予定で事前審査の承認まで取り付けていました。不動産の契約書にはローン特約というものがあり、買主様が住宅ローンを利用する場合、万一、住宅ローンの承認が一定期間のうちに取得できなかった場合は、白紙解約にするという文言が入ります。買主としては、いくら買いたくてもローンが使えなければ購入できないわけですから、万一に備えての買主保護のための条項です。

今回の契約書にも「某都市銀行で●万円の借入をする」という内容の記載をしていました。その内容については、当然、事前に売主様にも確認済みでした。ところが、ご契約当日、お客様へのご説明が一通り終わり、売主様の担当者が合流した際に「某都市銀行『等』で●万円の借入をする」と『等』を1文字追記してほしいと依頼されました。

たった1文字ですが、これが入るのと入らないのとでは意味合いが違ってきます。ローン特約とは、契約書に記載されている金融機関での借入ができない場合に白紙解約になるわけですから、『等』が入ると、その他の金融機関でもローンの承認が取れれば、そこで借りなければならない話になってしまいます。仮にその金融機関の金利がすごく高かった場合はどうなるのでしょうか。

今回は協議の上、当初のままの条件で進めることになりましたが、何だか後味が悪かったです。この不動産業界ではよくある話ではあるのですが・・・
(T.T)
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