自己資金投入のタイミング


こんにちは。代表の田尻です。

アーキプロジェクトでは建築家さんや工務店さんの家づくりを中心に取り扱っているため、土地探しから注文住宅を建てるお客様のお手伝いをさせて頂くことがとても多いです。住宅ローンの組み方も土地購入から注文住宅となると工務店さんによって支払いのタイミングや回数が異なりますので、金融機関を選ぶ段階から注意が必要です。これは前々回のブログにも書きました。

実際に金融機関を決定した後も、手持ちの自己資金を土地購入時にいくら投入するかなど、検討することはいくつか出てきます。この自己資金の投入時期ですが、どのように考えれば良いでしょうか?

土地購入のための住宅ローンを実行すると、その時点から金利が発生します。完成までの期間が長いと金利の負担もそれなりの金額になってきます。ですので、お手持ちの自己資金がある方は土地購入時にある程度の自己資金を投入した方が金利負担の面からみるとお得です。

ですが、注文住宅の場合は土地を購入してから建物が完成するまで数ヶ月ありますので、建物の建築期間中に住宅ローンの借入をしている方が亡くなってしまうなど、万が一のことがあった場合はどうなるでしょうか?金融機関としては当然亡くなってしまった方に融資することはできませんので、そこで融資がストップしてしまいます。

土地分ですでに実行されている住宅ローンについては団体信用生命保険でカバーされますが、建築資金分の住宅ローンが実行されなければ工務店への支払いができなくなり、困ったことになってしまいます。このあたりのことも考慮して、自己資金をいついくら投入するのかを決める必要があります。

幸いにして私はこのような事態に出会ったことはありませんが、これから住宅ローンを組まれる方はぜひ今後の参考になさってください。
(T.T)
~アーキプロジェクトでは物件探し・住宅ローン・資金計画の無料相談受付中!~
http://www.archproject.co.jp/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です