月別アーカイブ: 2017年8月

住宅ローン事前審査の信憑性


こんにちは。代表の田尻です。

住宅ローンの審査には事前審査と正式審査の2段階あります。一般的には不動産の契約前に事前審査をかけて、契約後に正式審査をかけることになります。なぜ事前審査というものがあるかというと不動産の契約内容の中にローン特約というものがあり、買主が不動産業者でない場合は住宅ローンが否決された場合は白紙解約をする、という条項が盛り込まれるからです。

売主様の立場からすると契約をした後に住宅ローンが通らなかったからといって契約が白紙に戻ってしまうのは避けたいところですので、事前にローンが組めるかどうかを確認するために事前審査というものがあるわけですね。

ところがこの事前審査の信憑性は金融機関によって大きく異なります。大手メガバンクなどでしたら、事前審査が承認になっていれば、正式審査で結果が覆ってしまうことはあまりないのですが、ネットバンクの事前審査には中には目を疑うものがあります。不動産業者でしたら色々な案件を取り扱っているので、お客様の属性が分かればある程度は住宅ローンが組めそうか否かの判断はできるのですが、お客様の中にはローンを組むのはなかなか厳しそうだな・・・と思う方も当然いらっしゃいます。そんな明らかに厳しそうな方でもネットバンクの事前審査は簡単に通ってしまっていたりします。

不思議に思って某ネットバンクに問合せをしたことがあるのですが、事前審査は表面的な所得等の数字だけで判断しているようでした。例えば会社役員の場合は会社の決算内容も審査対象になるのが一般的ですが、そんなことすら見ないで事前審査と言っているわけです。これでは正式審査に移行したときに否決されてしまう案件も続出してしまいます。取扱会社によって差はあるのでしょうが、ネットバンクの事前審査には気をつけなければならないな、と思ってしまいました。ちなみにフラット35の事前審査も取り扱っている金融機関によってその信憑性には差があります。

住宅ローンの審査もネットから簡単にできてしまう時代です。でも落とし穴もありますので、住宅ローンの審査をする際はくれぐれもご注意ください。
(T.T)
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お盆休み


こんにちは。代表の田尻です。
連日夏らしくない日が続いていますね。こんな天気だと屋外のレジャー関連は大ダメージでしょうね。

私も日曜日から昨日までお盆休みを頂いておりました。以前に建築業界で働いていたときはお盆は稼動が当たり前でしたが、不動産業界は全体的にお盆前後はお休みしている会社が多く、仕事がしづらい環境になってしまうので休みを取るようになりました。とはいえ、今年は色々立て込んでいて、合間合間でお客様との打合せが入っていたり、銀行に事前審査の書類を持ち込んだりしていたので丸一日なにもなかったのは火曜日だけでしたが・・・

休み中はずっと雨だったので子供を連れて屋内で遊べるスポットに行ってみましたが、どこもかしこも大混雑でした。外で遊べないから集中してしまうんでしょうね。でも子供と丸一日遊べる時間もあまりないので、楽しく過ごさせて頂きました。

今年も残すところあと4ヶ月ほどとなってしまいました。夏休みでリフレッシュさせて頂きましたので、これから年末まではまた全力で案件に取り組んでいきたいと思います。
(T.T)
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中古戸建のお取引

こんにちは。代表の田尻です。

今日は中古戸建のお取引についてです。木造の一戸建ての場合、築20年を超えると住宅ローン控除や登記にかかる登録免許税などの税制優遇が受けられなくなります。住宅ローン控除は10年間にわたって所得税や住民税の還付が受けられる制度ですから、ぜひその恩恵は受けたいものですよね。そんなときはどうすればよいのでしょうか。

築20年を超える物件でも既存住宅かし保険を付保したり耐震基準適合証明書を取得することによって、この税制優遇の恩恵を受けることができるようになります。それならぜひその制度を利用しましょう!と行きたいところですが、この制度を利用するにも難点があります。それは売主様のご協力を受けることができないと利用しづらいというところです。

既存住宅かし保険を付保するためには、売主様のご了解のもと、建物検査に入る必要があります。この検査を拒否されてしまうとその時点でかし保険の付保は検討できなくなります。耐震基準適合証明書の場合は、事前に仮申請書を取得してお引渡し後に耐震改修工事を実施するという方法も取れますが、どの程度の工事が必要になるか分からない状態では購入検討者も躊躇してしまいます。

国を挙げて中古物件の流通を促進していこうという流れがあるわけですから、購入検討者がもっと利用しやすい制度にならなければ流通は促進されないように思います。また、流通を促進する担い手は弊社も含めた不動産流通業者なわけですから、業者にとっても利用しやすい柔軟な制度になってほしいと思います。せっかく中古物件の購入を検討されている方が残念な思いをしないためにも制度の見直しがされることを祈るばかりです。
(T.T)
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建築家さんのオープンハウスに行ってきました。


こんにちは。代表の田尻です。
今日は朝から建築家さんのオープンハウスに行ってきました。

まず1軒目は小野育代建築設計事務所の小野さんが設計された鎌倉のお家です。キノイエセブンという木の家づくりを得意とする建築家さんの会に所属されているだけあって、室内は木のやわらかい雰囲気で包まれていました。時間の経過と共に味のある雰囲気になればと壁はクロスの代わりに和紙で仕上げられていました。(惜しいことに写真がボケてしまっていたので掲載していません。)和紙を貼るのは難しいらしいのですが、工務店さんの腕が良いのかとてもきれいに仕上がっていました。ちなみに施工は横浜の堀井工務店さんという工務店さんです。

2軒目は埼玉の上尾に移動です。夏休み中なので混んでいることを覚悟していましたが、圏央道周りで行ってみると思いのほか時間がかからずに到着することができました。こちらは同じくキノイエセブンの建築家、マツザワ設計の松澤さんが設計されたお家です。お施主様がログハウスのように木に囲まれた暮らしを希望されていたようで、ほぼログハウスのような造りです。土地が広いため、建物は1階部分がかなりゆったりとした贅沢な作りになっていて、リビングの上はほぼ全部吹き抜けていて開放的な気持ちの良い空間が広がっていました。なかなかお目にかかれない建物を拝見させて頂きました。

浦和でも知り合いの建築家さんがオープンハウスを開催されていたので、本当はそちらにもお伺いしたいところでしたが、2軒目で結構な時間になってしまったので、断念することにしました。オープンハウス漬けの1日でしたが、建築家さんの設計された建物を見るのは楽しいですね。これから家づくりをお考えの方はご見学されると参考になることがたくさんあると思いますので、ぜひ足を運んでみてはいかがですか?
(T.T)

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